11月30日23:20:33
店員の態度。
■と言う事で、端で御座います。■ええと。掲示板にも書いたんですけど、えらいことになってます。と言うの
も、先月からアニメの放映が始まった『鋼の錬金術師』。どーしたもんか、既刊も売れているんですね、これ
が。昨日放送の『ランク王国』を見ていた方なら解ると思いますけど、ちょっと驚いています。と言うのも、こう
言うのって新刊が入るのが常なんですね。そりゃぁまぁそういうのは初めから人気があった作品にいえる事
なんでしょうけど、どーしたもんかなぁと思っております。ちなみに。本の取次ぎで有名なトーハンで見たんで
すけど、11月25日現在で6位から10位まで入ってます。嬉しいのと寂しいのは紙一重なんですけど、そこ
にちょっと怒りを感じますね。じゃぁ今までなんで売れてなかったんだって。ね。そうでしょ?まぁ、売れ出す
と急に置きだす書店もなんだかなぁと。こう言うのってどんなもんなんでしょうかねぇ。最初から読んでいる人
にとっては有り難いのかそーでもないのか。どーでもいいような事なんですけど、ーん。■だからって言っ
て、売れる前に注文する際に「はぁ?」みたいな扱いをされたら嫌ですけどね。いるんだ、こう言う店員が。だ
からアレなんですよね。書店もそう言う売れ線とか気にしないで、自分の感性で選べばいいんですよ。もう。
そう言う風にしないと、いつまで経っても無くならないと思うんですよ。でもまぁ、悲しいかなそういう権限と言
うか教育と言うか成り立ってないらしく、滅多に見かけないと言うのが現状です。地方ではまず無理です
ね。…、なんとかならないものでしょうか。■そー言えば。私の敬愛して止まない山本先生もアニメイトまで
行かないと置いてませんね。まぁ、先生の場合はパイオニアLDCから撤退したりして、色々あったんですけ
どね。でも、普通の店で注文出切るんですけど、対応が悪い。「何これ?」と言わんばかりの態度です。なん
とかならないものでしょうか。そー言えば。江戸崎町に居た頃、イズミヤの中に入っているレコード屋で『山
本正之’99 女神の自由』を見つけた時は思わず買っちゃいました。持っているんですけどね。でもまぁ、あ
のままだったら誰も買わないんだろうなぁ。■壁紙が白いのは面倒だったから。そんなのに拘るなぁ!■
楽天市場のチャットを覗いてみる。…、参加する勇気が無い。メールだって友人としかしないし、こう日記を
公衆の面前でさらけ出しているのは、まぁ。何か発言する場がこう言うところしかないから。と言う事にして
おこう。…、シャイなんです。■もうすぐで11月が終わっちゃいます。今年もあと一ヶ月。後悔するのもしない
のも自分勝手。どうなることやら。と言う事で、また明日。■ふと思ったんですけど、店員の態度が気に食わ
ないとかそう言う人が出てきているから、オンラインショップが繁盛しているんじゃないのだろうか。そのう
ち、ネットでしかモノが買えなくなってしまうんじゃないのだろうか。まぁ、そこまで行かないと思うけど、特に
外食とか食料関連は。趣味関連で言えば、ありえると思うんですけどね。だって、マニアを相手にしている
店って店員もマニアですからね。自分の考えにあってないのを選んでくると、睨まれますからね。恐ろしいモ
ノで御座います。そのうち無くなっちゃうんかなぁ。まぁ、どういうのこうの言っても、明日は変わりません。
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11月29日22:20:44
鋼と超人。
■と言う事で、日記で御座います。他にやる事がないんです。■にしても。昨日のインタビューズ読みまし
た?下の方にあるんですけど、第26回の証拠、証拠、証拠、証拠。あーさらしょーこー…時代を感じせずに
いられないですね。だって、これ書いたのあの事件の後ですからね。もうそんな前になっちゃうんです。は
い。ちなみに。このフレーズは都知事選か選挙に立候補した際に作った楽曲。だったと思う。あまりにも単
調なメロだったので、印象がありまして。そー言えば。ここの楽曲ってなんか変ですよね。変と言うかおかし
いと言うか。音もなーんか、抜けているようなそんなの。イージーリスシング(間違っていたらすいません)と
は違った味わいで御座います。■発作的の方は来週から再開って言う事で。はい。でまぁ、今日は炭鉱で
すね。順番滅茶苦茶ですね。もう。今週が第9話だと思うから、相当なズレ。でもまぁ、すんなり進行してい
るのを見ていると安心できますね。まぁ、原作を読んでいる人にも楽しめるように作っているんじゃないかと
思いますが。一部で人気のヨキがねぇ。出ましたね。ついに。賄賂で偉くなっているのになんか憎めない。
と言うか、あの風貌だからなぁ。そーいえば、今回はオリジナルのキャラが出てましたけど、あれって一度限
りでは勿体無いですね。後で出して欲しいですね。何て言うか、敵か味方かどっちもつかずみたいな。一人
ぐらいいて欲しいでしょ?そう言うの。来週は怪盗かぁ。どうなることやら。まぁ、アニメはアニメで好き勝手
じゃ無責任すぎるけど、離れない程度にやって欲しいもんで御座います。■ようやく、引越しが完全に終わ
りました。良かった良かった。ビデオにはいったままのテープは無事でした。そのテープって言うのが『鋼の
錬金術師』なんですわ。第6話。その次がキメラのハナシですから序盤でもっともキツイところです。多分、子
供はトラウマになります。もうなってるか。主人公がああだもんなぁ。でもまぁ、前向きですからね。だから、
人気が出たんじゃないかと思いますけど。で、なんでしたっけ。あ、第6話ですね。そっかぁ、タッカーさんと
はここで接点を持ってきたかぁ。で、家族との接触も十分だし。…、第7話はきついな。そう考えると。ーん。
序盤のヤマ場。そんな甘くないか。でもまぁ、ここで主な主要人物が出揃ったと。そう言う事ですね。本編は
そんなところ…と思ってたら思わぬ落とし穴が。ハッキリとはしてないんですけど、ヒューズ少佐の奥さんが
出産すると言うのは原作の第18話、『誠意の価値』が入っているような気がするんですけど、気のせいで
しょうか。気のせいですね。多分。まぁ、遣りかねないんですけどね。色々弄くってますからね。来週から再
開かぁ。タイトルどうしよう。普通に”新”とかつけるか。”帰ってきた”って付けたら、怒られて終了したように
思えるしなぁ。まぁ、無難に”新”にするか。普通ですけど。■今日は『鋼の錬金術師』の特集ですか?ちょう
ど放送日だし。ようやく、戻ってきた事だし。でも、アレが12歳のときに体験するって言うのはキツイなぁ。■
『究極超人あ〜る』のDVDを注文した。在庫は少ないそうです。貯まっていたポイントを一気に解消した。そ
れでも、1600円払うんですけどね。来週が楽しみだなぁ。『どろろ』も同じ日ですからね。一気に濃くなる
な。第3週には『鋼の錬金術師』のDVD第1弾が待ってますからね。…、あ。その前に。『水曜どうでしょう』
のカレンダーを取りに行かなくちゃ。土浦に。…、『究極超人あ〜る』かぁ。これと言うと飯田線ですね。私も
行きました。高2か3の正月に。あの頃は千葉発の特急あずさで上諏訪まで行って、そこで接続するんです
よ。また行こうかなぁ。今なんて直通が少なくなっちゃったから大変なんですよね。途中で乗り換えしないと
いけないし。今度行こうっと。■よく考えたら、扉の画像まだアップしてません。日記を書き終えたらやろうか
なぁと思っております。はい。と言う事で、また明日。…、暇なんです。
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11月28日23:34:54
お金ないです。
■そんな事をこんなところで言ってもなぁと思うんですけど、事実ですから。まぁ、確実にお金が入るのは来
週の金曜日。持つんかなぁ。職安行かないと行けないし、それと流動して某金融にも行かないとなぁ。日雇
いは火曜日まで出来ないって言うてるし。昨日、なんで使っちゃったんかなぁ。…、明日。いや、明後日売り
に行こうかなぁ。明日ね。引越しが完了するんです。ようやくね。自転車がやっと来るんです。足が出来ました。
やっと世界が広くなります。…、ないときついやねぇ。まぁ、のっけからこんな事言うてますが、端なえで
御座います。少々のお付き合いの程を。■『るろうに剣心』のノベル版を読んだ。ーん、読み難い。まぁ、7年
前の本にケチをつけるのも何ですけど。これは私が言ったのではなく、劇場版の製作者が言ってたんですけ
ど、パターンに当て嵌めるそうな。そのパターンって言うのは…過去から刺客と言うんでしょうかね。剣心の
過去が分かっていれば納得は行くんですけどね。はい。ただまぁ、るろ剣が凄いのはそのパターンにはまっ
ているだけじゃなくて、何らかのメッセージが含まれていると言う点である。これはこの作品に欠かせない重
要な点である。まぁ、それに反して例外はあったりする。この作品の一番好きな敵役である、…。名前が出
てこない。初期の『人斬りふたり』あたりですね。鵜堂…なんだっけ。まぁ、後で調べます。この人の場合、
異常ですよね。だって、最後は自分でトドメさしちゃうんだもの。「ーん、いいね。この感触」と言う台詞。凄い
な。多分、他のキャラクターにはない、個人的な理由(殺し合いがしたい、ただそれだけ)。あ。思い出した。
鵜堂刀衛じゃなかったけ。何故、解ったか?ですがムカシのを引っ張り出してきたんです。今日もあります。
追憶編のレビューです。こんな事もやってた…ってるんです、私は。まぁ、それはさておき(笑)。コミックノベ
ライズと言うのは、その元の作品が好きか、いないかで変わってくるんじゃないのだろうか。まぁ、メディア
ミックスされる時点で、それなりの人気を得ているという事はキャラクターが立っているのもあるんじゃないか
と。つまり、キャラクターが勝手に動いてくれる場合もあるんですね。この場合はーん。微妙。ただまぁ、時代
考証が入って、それはそれなりに面白いなと。そー言えば。同書に収められている『左之助と錦絵』って漫
画をモチーフにしたんですよね?そうとしか思えないんですけどね。ーん。ここでも時代考証がしっかりとして
いて、それが小説の持ち味となっているんじゃないかと思います。はい。■にしても。和月氏って丁寧だよ
なぁ。いやなんとなく。…、お待たせ致しました、ムカシの文章です。
インタビューズフィルム 第51回 るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-:追憶編の巻
と。言うことで。とうとう五十回を突破してしまったインタビューズなんですが、ここにきて、今更のようにも
思えますが久しぶりに『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』を取り上げようかなと思います。だがしかし。普通
に本編を引っ張り出しても面白くない。いや、洗脳Rらしくない。TVではまず放送されないであろうOVA版
…‥そう。すなわち、追憶編を取り上げようと。そう言う手順なんですわ。はい。
でまぁ、何故。このビデオがこの場所にあるかである。いや、大網だったらありそうな気がするがここは木
更津。それは、正月に帰ったときのことであった。以前所有していたテレビデオが壊れてしまってそれまで
録画したままのVTRが山のようにあったのである。私はよく友人二人にダビングをしてもらうことがあったの
だが、不幸なことにタイトルのシールを貼っていないのが殆どで何がなんだが解らない始末なのである。こ
のVTRも実は本誌唯一の外様である早川氏にダビングしてもらったのだがそう言う事情もあって二年ほどこ
の部屋に埋もれていたままなのであった。
改めて見ると、るろ剣と言うのはよくバランスが取れているんだなぁと思ってしまう。本コーナーでも書いた
ことだが、ずっと暗いシーンばかりが続くと見る方が付いてこないような気がする。いや、それをカヴァーする
のがコメディの部分であって、両立していないとなんともやりきれないハナシになってしまう可能性があるの
だ。…‥ところが。このOVA版では殆どのシーンが片方に傾いている。これは一体どう言うことなのだろう
か?さっき書いたとおり、その両立がないと苦しいと書いた。しかし、これはこれでイミがある。そのイミとい
うのはまぁ、次の段落で書きますんで。
うーん。考えは纏まってはいるんだけどねぇ。とりあえずだ。断片的に書きまひょ。今回のるろ剣でイヤと
言うばかりに見せつけられるのが、殺陣のシーンである。いやまぁ、この作品はそう言うハナシなんだからと
思われるかも知れないが、それが生々しいのである。例えば、人が殺されるシーン。あまりにもリアルに描
写しすぎている(特に第一幕『斬る男』)。それが象徴されているのが血の色具合である。普通、透けないの
に今回の場合は透けている。切り口まで見えてしまうのだ。そればかりではない。セリフは少な目で作品全
体に静けさが漂っている。じゃぁ、何故。こういう風に演出しなければならなかったのか?一般はともかく、
ファンさえも避けそうな演出だ。何故なのか?それはイミがあるモノなのである。これが。今回は緋村剣心
がいかに抜刀斎となりて、明治の世に生きるかと言うのが全体のテーマである。それにそっていくと、第一
幕『斬る男』の冒頭からそう言う雰囲気でないと生かされないのである。つまりだ。剣の道を行くキッカケが
そこにあるからである。そして、剣心が生きた時代がまた、そう言う時代だったのだ。それを配慮すると解っ
てくるのだ。何故、こういう演出したかと。
また早川氏に言われるんだろうなぁ、上辺でしか見てないとか。
しかしまぁ。言いたいことを言った後はどないしようと思ってしまうんですが、取り合えず。今回のがTVで放
送されたどういう反応をされてしまうんかなぁとしみじみ思ってしまうんですわ。先頃あった某映画の騒動。
たかが作り物なのにそれに影響されるからR−15指定を受けるのも何だかなぁと思うのだが。そういえば、
某TV誌で中学生にその映画を見せて感想を聞くという企画があった。賛否両論だと思うが良い企画だなぁ
と個人的に思うのですんけど。でね。これの場合、やっぱり全体じゃなくそう言うシーンで判断されちゃうの
かなぁと思ってしまう。そう言う表現をする方もいけないと思うが何も捉えないでそう言う風に判断するのもい
けないと思う。ただ、そう言うシーンがあるからと決めつけてはいけないような気がするのだ。でまぁ、本題
からちょっとずれましたけど、今回の冒頭に書いたとおり、TVでは放送されないだろうと思う。何せ、本編に
入る前に断り書きが挿入されるぐらいなのだから、余程のことが無い限り出来ないんじゃないのだろうか。
それでも、万が一されたら多分、ねぇ。局に電話が殺到するだろうし。
まぁ、今回のはるろ剣のダークな部分だけを引き出したわけでして。はい。今回は一枚にまとまんないと
思いますわ。でもまぁ、全体のね。うん。声というか音声ね。って一緒か。それが小さいんですわ。ホントに。
で、ゆっくりと時が過ぎている…‥。そんな感じですわ。はい。あ、そうそう。これを読んで、間違えないで欲
しいのは全編そう言ったシーンが続いているワケじゃないって言うこと。勿論、江戸時代末期のハナシなの
でその周辺も出てくるし剣心の生い立ちも出てくる(新選組の頃の斉藤一も)。それだけじゃないんです。そ
れだけは解って欲しいですわ。ホントに。ただね。残酷なシーンが続くわけがないんですからね。でまぁ、本
編を見て、「あ、るろ剣って暗いんだなぁ」って思ってテレビシリーズ見たら驚いた…‥なんて言う人はいな
いんだろうなぁ。まぁ、テレビシリーズも暗い部分が結構あったりするんですけどね。それはさっき言った、バ
ランスの良さでカヴァーされているだけのハナシでして。ええ。そう言う差なんじゃないかと思いますわ。
でまぁ、いい加減纏めなければいけない。困ったなぁ。今思うと、るろ剣の本当の部分。そこを前に出した
らああ言う風になったんじゃないかと思う。実際、暗いですからねぇ。ホントに。どんよりしています。主要の
キャラの殆どが暗い過去を持っています。でも、今を明るく生きています。まぁ、それで救われているような
気がしますけど。仇役も結構ねぇ(個人的には鵜堂刃衛が好きなんだが。いやまぁ。これは長くなってしまう
んですけど、他の仇役って剣心に何らかの因縁を持っているでしょ?直の。この人の場合、無いんだよね。
うん。でまぁ、後はもうねぇ。その憎たらしさがたまらないと言うか。あ、私ってヘン?いや、別に良いんだよ。
うん。もう気が付いているから。まぁ、おハナシを創る際にはどうしても必要なんだよね。それがなければハ
ナシが進まないみたいな)。あ、しまった。括弧内で約4行も書いてしまった。あーあ。でまぁ、このOVA版に
はその仇役がない。向かう相手がいないのである。まぁ、遠いイミではいるにはいるがそれは違う方向だっ
たりするので、本当のイミではいないのである。まぁ、それは裏切りであったするのだが。そう考えると捉え
にくい作品ではある。それも、この作品の特色になっているんじゃないかと思うのだが。
そういえば。ついでなんでここで告白します。今号掲載分のインタビューズで時分が好きな仇役のことを書
いておりますが、実は。確認するために、改めて単行本を巻之三まで買いました。と言うのは、自分の記憶
では般若だったのですが間違えで、鵜堂刃衛だったのです(このへんは何故、間違えているのかは読者各
位の判断に頼るしかないんですけど、まぁ。解る方に解ってもらえると思います)。と、言うのもるろ剣初期に
出てきたのは記憶していたんですけど…‥。まぁ、改めて読み返してみると面白い作品ですなぁ(と、フォ
ロー)。でも、鵜堂刃衛もそれなりの因縁を持っているような気がするんですけどね。まぁ、マニアにはあの
「うふふ」がたまらないと。そう言うことなんですわ。はい。以上、インタビューズフィルム裏話でした(笑)。つ
いでのついで。以前、本誌で取り上げた『あさぎ色の伝説』(和田慎二著/白泉社刊)など、今まで幾多の
新選組モノがあったけれど、各作品毎にそれぞれの特色があるのは、作者の解釈などが違うからなんじゃ
ないのだろうか(勿論、るろ剣もね)。いやまぁ。正直なハナシ。それ自体をネタとして扱うのは容易いことな
のかもしれない。全く違う、異なったキャラクターで描かれていても、それがその作品自体のキャラとして生
かされているのはあまりないんじゃなのかと。まぁ、それ自体が分かり易いと言えばそうなのかも知れな
い。うん。だからこそ、自由な発想が生まれると思うんですけど…‥、ちゃいまっか?
(初出:洗脳されるぞっ!!R第41号/平成13年4月2日発行分)
今日は大盤振舞いと言うか何て言うか。文中に出てきますインタビューズフィルムもやっておきます。長い
ぞ。今日は。
インタビューズフィルム 第26回 『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』の巻
とうとう来てしまった。この時が来てしまった。何がって、今回のテーマは『るろうに剣心-明治剣客浪漫
譚-』(和月伸宏著/集英社刊/巻之一〜巻之一七/少年週刊ジャンプ連載中。以後、”るろ剣”と略す)
である。そりゃぁ、以前から当コーナーのリクエストが多かったけど、「いやぁ、全体のハナシが終わったらや
るよ」と言ってごまかしていたが、このコーナーはネタがなくなりやすい。ホントに。しかも!某誌と違って月
二である。単発で月二っていったらあーた、一年に24人もの作家(その他)を取り上げているということにな
る。ああ。きついよぉ。ちなみに、某日。鶴岡からさくまさんは?と言う声もあったがとてもじゃないが私には
語る地位じゃない。じゃぁ、手塚先生はどおなるんだ?と言われるけど、私にとって投稿の神様的存在なん
ですから。ホントに。
で。るろ剣である。この作品との出会いは以前本誌で書いたんですが、随分前のことなんで改めて書いて
おきます。この作品と出会ったのは、私がまだ市原に住んでいた頃でした。と言っても、末期。だから、今か
ら二・三年前のこと(ちなみに、季節は冬。まぁ、卒業休みだったんですね)。所用で今住んでいる、大網へ
行く途中、蘇我駅で外房線の電車を待っていたときのことであった。何処かは記憶にないがキオスクでその
月の新刊が置かれていたのである。時間もあったのでふと見てみると、少年漫画にしても珍しいジャンルの
作品が置いてあった。そう。それが、るろ剣だった。なんて運命的なんでしょうかねぇ。でね。その時思った
んだけれど、珍しいなぁと言うのは、某M誌なら当時も今もそう言う系統(ようするに、時代劇・近代劇モノ)
の作品が連載されているけれど、某J誌で見かけるというのは、滅多にないと言うことである。しかも。まだ、
立場を逆転される前の頃である。まぁ、この後逆転されるんだけれども、その中にあってるろ剣は異端な作
品といえる。そう。少なくとも連載開始当初はマニアックな作品であったはずだ。そんな作品が何故、ヒットし
たのか?それは次の段落で(と逃げる。こう逃げるのは考えが纏まっていない証拠!証拠ー、証拠ー、しょ
こしょこ証拠ー。あーさはらしょーこぉ。すみません)。
何故、ヒットしたか。あーあ、そう書くんじゃなかった。煽るんじゃなかった。ホントに。何故、ヒットしかと言
えば、親しみ易いんじゃないかと思う。まぁ、小・中学生には、そうなんでしょうけどね。で。もう、解っている
人はいると思いますがるろけんに出てくる登場人物。殆どが実在しているんですねぇ(正確に書くとモデ
ル)。でも、それだけだったら、ハナシとして成り立たない。アクマでもフィクションの世界なんですから。その
意味でキャラクターの面白さが受けたんじゃないかと思います。
でだ。ヒットしたということは、とりあえずアニメ化につながるのですが。まぁ、この事を語る前に一言、言っ
ておこう。涼風さん=緋村は、アニメ版の宣伝等で初めて聞いたとき、あってないなぁ。と思った。でね。この
秋から曜日が変わっちゃいましたけれど(水曜日から火曜日に移行。放送する時間帯は変わっていないん
ですね)、スタートしてから一年あまりすぎたのですが、「あ、そう言うことなのかぁ」と思ってしまったので
す。と言うのは、既に一年も声をアテているのですから、涼風さん=緋村となってしまったんですね。いくら、
スタート時にイメージが…。と言っていたのが、あら不思議!今では涼風さん以外は、考えられなくなっちゃ
たんですね。と言うことは、今ではもう定着しているドラえもんやサザエさん等はやはり、初めのうちは合わ
ないなぁと思われたんじゃないかと思うんです。まぁ、だからこそ。とは言いませんけれど、どうしても鬼太郎
の声は野沢さんのイメージがあるんだけどなぁ。
気が付いたら私は、ハマっていた。私のハマる作品は不思議なことにヒットすることが多々あるんですが、
目が良いかそれとも単にそうなっているか、解らない。ただ。解るのは、最近のヒット作はマニアがついてい
ると言うこと。つまり。世間体で認められる前に一部の読者に人気が出て、その後わぁぁぁと世間体に人気
が出る。てぇことはまず最初に、マニアに認められなければいけないのか?んー。そうかなぁ。そうじゃない
と思う。マニアに人気がある作品は、どの形態の雑誌でも出来が良いと思うし、どうしても玄人好みになっ
ちゃうんですよね。たしかに、一般的にも面白いんだろうけれども、最初に気づくのはマニアなんです。別
に、るろ剣にしたって何にしたって一般向けだったと思う(たぶん。だと思うけど、たまぁに狙っている作品も
多々あるような気がしますけどね)。でも、最初に気がつくのはマニアなんですよねぇ。うーん。上手くオチな
い。困ったなぁ。どないしまひょ。まぁ、手っ取り早く言うと世間はそんな作品達を後になって気がつく。しか
も、放送局や雑誌は違っても同じ土台である。まぁ、世間様は一番偉いんですけれども、その面白さは解ら
ないんでしょうね。
で。今回の結論。正直に言うと「全体のハナシが終わってから」と言うのは、途中で取り上げるのは不公
平だなぁ。と思ったから。まぁ、今某J誌ではどうなっているかは知らないけれども、ちゃんと完結した時点で
ごちゃごちゃ言った方がカタが付くんですよね。だって、それ以上発展がしないんですから。まぁ、シリーズ
毎にやっても良いと思うけれど、それでもきついでしょ?あ。そういえば。遂にるろ剣も謎本の餌食になって
しまいましたね。あれって、某出版社(デ○タハ○ス)から出てるんですけれどまさか、全て同じライターが
書いてたりして。間違っても本誌ではあんなことしませんけどね。…で、結論なんですが、今の段階で言う
のは難しいですね。ただね。世間様は偉いんだけれども、最後は結果を出すには出すんだけれども、気が
つくのは遅いし、一つのヒットをいつまでも引きずっているような気がしてならないんですけれどね。でも、
ハッキリと言えるのは世間が認めても、マニアが認めても、どっちがどう言おうが面白くない作品と面白い作
品があるんだなぁと言うことですかね。
インタビューズフィルムの補足
あ。ここで、インタビューズフィルムの補足をやろうかと思います。まぁ、ホントは次号の本コーナーにまわ
すべきなんでしょうけど…。でね。とりあえず、巻之九(の半分。ウチには全巻そろっていたりする。しかも、
あの!『剣心秘伝』もあるけど、そう言う本は嫌いだから…)までを読み返したんですが、一つの時代が終
わった直後なんですね、るろ剣の世界というのは。まぁ、これは歴史の授業で詳しくやれば良いことなんで
すが。ここで、重要になってくるのはその時代背景だと思うんです。と言うのは、長かった江戸時代から文明
開化の明治時代へ移って行くんですが、その時代の流れの中で置き去りとなったのが登場人物なんです
ね。んー、解りやすく言えば、たとえば。今まで長く続いた某J誌を支えてきた作家さんたちがいたとします。
で、某M誌に取って変わったとしたらそこで終わってしまうんです。じゃぁ、某J誌を支え続けた作家はどうな
るのか?ここにるろ剣のテーマというのが見え隠れするんじゃないかと思うんです。つまり。時代と時代が単
に変わったんじゃなく、その影で働いていた人物にもスポットを与えたんじゃないかと。それにしても、志々
雄編って結構あるんですねぇ。いや、読み返すときに剣心が京都に着く前で一応止めたんですが、危なかっ
た。そのまま進めばずぅぅぅと、読んでしまうところだった。
で、本当の意味での今回の結論ですが、本当の答えが解るのはるろ剣が終了したときに出ると思うん
で、言えないんですが、ーん。この先どうなるかは、作者の右腕(or左腕)にかかっているしなぁ。まぁ、それ
は冗談としてどういうふうにハナシが進まれていくのか?ここがキーポイントと思う。だと良いな。そう、なな
めに読ませるんじゃなく素直に面白い作品を期待したいところですな(と、逃げる。なんか最後の1・2行って
賞評みたいになってしまった)。
(掲載:洗脳R第19号:平成9年11月7日発行分)
■どーだ。スクロールに時間がかかるだろう。よくまぁ、こんなのを出すなぁ。自分か。■書く事が御座いま
せん。とりあえず、明日はあるかなぁ。あ、扉の画像を更新しなくちゃ。久々です。そう言えば。電車の中で
扉付近に貼ってある広告あるでしょ?今日、たまたま見つけたんですけど、塾か何か広告で”客観的”を”客
館的”と間違えているのを見つけてしまった。こんな基本的なのを間違えるなんてねぇ。見かけたら、信用し
ない方がいいですよ。外部の人間が作ったとしても、その間違いに気が付かないようなところなんですから
ね。じゃっ、また明日。
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